⑤コーヒー界の新風“ゲイシャ”とは

スペシャルティコーヒーの世界で今一番注目を浴びている品種“ゲイシャ”。日本人は“芸者“を想像しますが、残念ながら全く関係ありません・・・。コーヒーも他の食物と同じように品種改良を繰り返していきますが、ゲイシャは限りなく原種に近いと言われています。


1930年代にコーヒー農園に流行し大きな被害を出したサビ病に強い品種を探す過程でエチオピアのゲシャ村で発見され、この村の名前にちなんでゲイシャと名付けられました。

ゲイシャは1950年代にコスタリカに持ち込まれ、1960年代にパナマに植えられましたが、原種ゆえの生産性の低さから、広くは植えられませんでした。

時がたち2004年、パナマのコーヒー品評会“ベストオブパナマ”で大事件が起こります。エスメラルダ農園のゲイシャがぶっちぎりで優勝し、最高値で落札されたのです。注目を浴びている反面、ゲイシャは栽培が難しいわがままな品種、収穫も他の種に比べて半分程度と言われています。


ゲイシャの特徴

ゲイシャは、柑橘類やフルーツを思わせる華やかな酸味が特徴で、初めて飲む人は“これがコーヒーなのか!”と驚くと言います。


甘味も強く、ハチミツやチョコレートのような濃厚さがあります。香りも豊かで、ジャスミンのように甘くてさわやかな香りです。